買い手の多くは部品がいくらかを知っていても、それを運んだトラックがいくらかを知らない。供給業者が届ける場合、運賃はすでに価格の中にある。この記事は、2つの価格を分けて求めたときに見えるもの、買い手が引き取ったときにタイの調査3件が見つけたこと、契約が何も言っていないときに民商法典が誰の負担としているかを扱う。
短い答え
- 運賃込みの価格はトラックを隠す。 タイのある部品工場では、供給業者9社が配送を部品価格に1.0%〜1.5%で含めており、月約119万バーツになるが、誰もそれを1行として見ていなかった。
- 節約になるのは引き取りそのものではなく、トラックを満たすこと。 すでに引き取っていた工場が、外注トラック17台、平均積載率57%の状態から、周回ルートを組み直して運賃を約42%〜45%下げた。
- 民商法典はトラック代を誰が払うかを定めていない。 履行地を指しており、履行地は物品によって決まる。購買条件が決めるので、書面にすること。
- 引き取ると次のものがこちらに移る。 引き取りの時間帯、引き取り後の損傷、自社の荷受け口の時間枠、供給業者での待ち時間。
- まず2つの価格で見積りを取る。 1つは届けてもらう価格、もう1つは供給業者の門渡しの価格。その差が供給業者自身の運賃の数字。
トラック代はどこに隠れているか
届け先渡しの条件では、供給業者が輸送を手配し、部品価格に上乗せする。見えない数字は交渉できず、供給業者のトラックが満載か、半分か、遠回りかも分からない。
教科書はこの代替案をファクトリーゲート価格と呼ぶ。運賃を含まない価格で供給業者の門渡しで買い、その上で、運賃を別表示にして届けてもらうか、自分が管理する車両で引き取るかを決める。運賃込みの価格は実際の輸送コストを覆い隠す、というのがその論拠である。
タイの調査2件が、実際の購買台帳でそれがどう見えるかを示している。
| 工場 | 部品価格に含まれるもの | 金額 |
|---|---|---|
| 制御機器部品メーカー、供給業者9社、47〜68km | 部品価格に運賃を1.0%〜1.5%含む | 月約1,191,582バーツ、年1,430万バーツ |
| 二輪部品メーカー、供給業者28社、部品番号687件 | 3%の上乗せを3等分:箱、梱包人件費、運賃 | 著者は実際には商品価値の1%未満としている |
2行目は部品価格のごく小さな割合である。それが要点だ。それほど小さい比率は放置されやすく、運賃の行が何年も誰にも値付けされないまま過ぎる。
民商法典は何を言い、何をあなたに残しているか
買い手は法律がすでに決めていると思うことがある。法律は方向を示し、問いを返してくる。
- 第324条: 履行地の意思表示がない場合、特定物は債務発生時にその物があった場所で引き渡し、その他の履行は債権者の現在の住所で行う。
- 第325条: 履行の費用は別段の合意がない限り債務者が負担する。債権者の行為による増加分は債権者が負担する。
- 第463条: 契約が物品をある場所から別の場所へ送ると定める場合、引渡しは運送人に渡した時に完了する。
- 第464条: 売買された物品を履行地以外の場所へ運ぶ運送費は買主の負担。
合わせて読むと、単一の初期設定はない。文字どおりの読み方では、供給業者の敷地で特定のロットとして選び出し、こちらに運ぶ物品は買い手負担に傾き、種類で発注した一般部品は供給業者がこちらの場所まで届ける方に傾く。個別の注文を裁判所が別に読むこともありうる。どちらに当たるかは物品と注文の問題であり、損傷した荷の後で争いになりやすい種類の問いである。同じ条文は危険がいつ移転するかも定めており、それは荷が損傷して着いたとき誰が負担するかで扱っている。
こうするとよい。発注書に、どちらなのかを平易な言葉で、場所と時刻とともに書く。 出典の1つの論文は国内調達にDDPとEXWのラベルを使っていた。これらのラベルは国際取引のものだ。タイの会社同士なら、「供給業者が当社の門まで届ける」または「買い手が供給業者の門で引き取る」と書けば意味は同じで、解釈の余地が残らない。
買い手が引き取ったとき、タイの3工場が見つけたこと
| 工場 | 前 | 後 | 原因 |
|---|---|---|---|
| 自動車組立工場、供給業者35社、1日941.12立方メートル | 外注トラック17台、49便、月182万バーツ、平均積載率57.22% | 一方の方法で10台37便、もう一方で11台35便 | 誰が引き取るかではなく、周回ルートの組み直し |
| 部品メーカー、供給業者9社、1日53.54立方メートル | 各供給業者から直送、運賃は価格に含む | 2周回、合計298.8km | 引き取り、その後、厳密な方法で周回ルートを設定 |
| 二輪部品メーカー、供給業者28社 | 供給業者が配送、運賃は価格に含む | 3周回、4輪トラック3台、月356,000バーツ | 標準梱包、引き取り、長期契約 |
3点が目立つ。
- 最大の節約は、すでに引き取っていた工場から生まれた。 基準は積載率57.22%の引き取りサービスだった。10台に減らすと平均積載は1便25.43立方メートルになり、論文は容量の80.9%としており、運賃は年間約910万〜990万バーツ下がった。それをもたらしたのは引き取りではなく、周回ルートの計画だった。
- ルート設定の方法の違いも少しは効いた。 供給業者9社の事例では、厳密な方法が1便あたりのコストを1,582バーツから1,321バーツに下げ、同じ供給業者で節約法より16.5%低かった。どちらもすでに周回ルートだった。
- 引き取りは、取りに行く量が十分あるときだけ成り立つ。 二輪部品メーカーは輸入の量が小さすぎて周回ルートを回せなかった。国内の供給業者からの購買を増やし、周回ルートに十分な量を持たせた。
1つの数字には注意が要る。自動車工場の調査の英語要旨は、よい方法で「can save 11,962,011 baht a year」と書く。タイ語本文では、それは組み直し後のコストである。節約額は9,897,072バーツ。2つを足すと基準は約2,186万バーツで、月182万バーツと合う。要旨が節約額を示したら、記載された基準で割り戻すこと。
引き取ると何を引き受けるか
周回ルートは無料ではない。仕事を供給業者からこちらへ移す。
- 引き取りの時間帯。 各供給業者に、トラックが到着しなければならない時刻ができ、1か所で失った時間は残りのすべてで失われる。供給業者9社の調査はこの制約を直接述べていた。1周回の中の停車地が増えると、引き取り時間が長くなる。
- 引き取り後の損傷。 第463条により、運送人が荷を受け取った時点で引渡しは完了し、その結果は上でリンクした損傷貨物の記事に書いてある。標準の箱が役に立つ。二輪部品の工場は、周回ルートのトラックに渡す前にすべてを確認することを供給業者に求めた。
- 自社の荷受け口。 自動車工場のトラックは同じ時間帯に到着してフォークリフトを詰まらせたため、調査は到着時間帯を工場の稼働時間とフォークリフトの空きに合わせて分散させた。トラックを17台から10台に減らしても、門口に集中させれば節約は待ち時間で消える。荷積み口で待つトラックを参照。
- 供給業者自身の契約。 供給業者9社の事例では、自前のトラックを持たず、車両賃貸条件付きの外部運送会社を使う供給業者がいて、そのルートはすぐには変えられなかった。
- 動く需要。 ある月の量で設計した周回ルートは、量が増えると耐えられないことがある。余裕を残すか、どの停車地を外すかを決めておく。
変える前の試算
自社の数字で、紙の上でやる。
- 供給業者ごとに2つの価格を求める。 自社の門まで届ける価格と、先方の門渡しの価格。差が先方の運賃の数字。供給業者が分けて出さないなら、周回ルートが勝てるかは分からない。
- 供給業者を地域と発注頻度で並べる。 定期的に訪れる場所だけを周回ルートに入れ、残りは直送とする。安定した停車地に周回ルートを合わせることは、固定ルートか日々の計画かで使った試験と同じ。
- 周回ルートの実コストを足す。 見積りが示す料率での車両日数、自社の荷受け口での追加の荷役、計画する人の時間。
- 2つの合計を比べる。 価格の中で払わなくなる運賃と、周回ルートのコスト。月2,000万バーツの購買で1%の値下げを提示する供給業者は、20万バーツを提示している。周回ルートの車両日数、追加荷役、計画時間の合計が月20万バーツを超えるなら、引き取りは負ける。ここの数字は例示であり、自社の見積りに置き換えること。大事なのは計算の形である。
- 先に梱包標準を決める。 部品ごとに箱は1サイズ、箱ごとに入数は1つ。停車地ごとに仕分けと数え直しが要る周回ルートは、置き換えたトラックより遅い。
書面に入れること
- 引渡しの場所と時刻。 供給業者ごとに、平易な言葉で。
- その場所での価格。 運賃は別表示にするか、なしにする。
- 供給業者の門で誰が積み込み、数えるか。 周回ルートの運転手が署名するかどうか。
- 引渡しがどこで完了するか。 第463条では運送人のところ。荷受け口と読まれないよう明記する。
- 供給業者の準備ができていないときはどうするか。 周回ルートのトラックの待機規則。トラックの待機料を参照。
- 予測がどう供給業者に届くか。 長期契約やローリング予測があれば、供給業者はより小さく頻繁な注文を受け入れる。周回ルートが必要とするのはそれである。
供給業者が届けるのは、隠れた同じトラックの請求書である。2つの価格を求めるのは、それを払い続けるべきかを知る方法である。
